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2017年度 活動報告

    3月24日(土)鎌倉生涯学習センターにおいて、当会会員である東京大学高齢社会総合研究機構特任教授・秋山弘子氏による「鎌倉 リビングラボ~多世代が集うオープンイノベーション拠点」について講演が行われました。 町内、市役所、企業、官公庁、大学が一緒になって、ものやサービスの開発プロセス初期段階から市民が参加し、新たな価値を共創するリビングラボの活動が鎌倉市今泉台で始められました。 その経緯、現在を講演して頂きました。

    2月11日(日)御成小学校多目的ルームにおいて、読売新聞教育 ネットワーク事務局専門委員の鈴木美潮さんを講師にお招きし、「世界に誇る日本の文化」について講演が行われました。 古くは「ジャポニズム」、そして21世紀の今は「クールジャパン」と呼ばれ、世界で人気の日本の文化。アニメや漫画、特撮など、 サブカルチャーと呼ばれる文化を、人形を使い、軽妙な語り口による講演会は会員にとって、大変新鮮なものとなりました。

    2018年1月21日(日)正午より鎌倉「アマンダンブルー」にて新年会が開催されました。
    当日は来賓(松尾鎌倉市長、山田直人鎌倉市議会議長、 早稲田夕季代議士、中村省司神奈川県会議員、実朝まつり実行委員会元会長・他役員2名)、ビジター2名、会員総勢53名が出席。

     
     

    メインゲストは古事記・朗誦やまとかたりの大小田さくら子氏に 講演をお願いし、出席の会員は大小田氏の指導の下、古事記・朗誦を体験し、盛会のうちに終了しました。

    11月12日(日)13:30~15:30
    鎌倉生涯学習センター第5集会室にて、永野征男氏(日本大学名誉教授・「都市学」が専門・当会会員)による 「鎌倉市における‶公的不動産〝の諸問題」講演が行われました。

    11月23日(木)実朝まつり「実朝公800年忌」
    勤労感謝の日に鎌倉三日会として会長、副会長 他8名(総勢10名)は実朝まつり「実朝公800年忌」に参加しました。 参加レポートはこちら

    12月3日(日)13:30~15:30
    鎌倉生涯学習センター第5集会室にて鎌倉市役所公共施設再編推進担当の関沢課長(他 課長補佐)による「本庁舎の移転」「公的不動産の利活用」についての説明を受け、参加の会員からは専門的で活発な疑問と意見があがりました。

     平成29年11月23日(勤労感謝の日)の実朝まつりは「実朝公800年忌」にあたり、盛大な法要となりました。「鎌倉三日会」から、新村会長、渋谷副会長、 追分、大塚、齋藤俊英、田中史郎、江尻敬、朝倉、國方(敬称略)、私の総勢10名で参加させて頂きました。(他に中村理事は「古都鎌倉を愛する会」の代表として参加)

     これまで実朝まつり会長、実行委員会の方々とは、当会の新年会、各種行事の際にはご協力、ご参加頂き懇意にさせて頂きましたが、私は実朝まつりに今回初めて参加させて頂きました。かねてより、実朝まつり主催者側の大変なご尽力は聞き及んでおりましたが、目の当たりにしましてあらためて敬意を表させて頂きました。と言いますのは、前夜半からの土砂降りの雨の中を、万全の法要式典を取り仕切られ、来賓の秦野市長、鎌倉市長(今回初参加)、秦野市会議員、鎌倉三日会、古都鎌倉を愛する会、他の方々のご挨拶、実朝公菩提寺の金剛寺ご住職による法要読経、「歌、句、茶、吟、杯」による供養が滞りなく済まされたことでした。

     ぬかるみの道歩み、テントを叩く大雨の音を聞き、焼香をしながら「さて、実朝公にあらせられては、今日の雨をどう和歌に詠まれるのだろうか」と思いました。武人でありながら藤原定家をうならせる和歌を詠み、金槐和歌集を編み、のちの世には正岡子規まで熱烈なファンにした実朝公。「おほ海の 磯もとどろに よる波の われてくだけて さけて散るかも」・・余りの寒さに心が「われてくだけて、さけて散るかも」になりかけた中、雨がやみ、わが一行は金剛寺参拝、武常晴の子孫・26代目当主武様のご案内で「実朝公800年忌 特別資料展」を見学致しました。

     

     その後、「実朝まつり婦人会」の方々による手作りの美味しい昼食を戴き、献杯に次ぐ献杯で堪能させて頂きました。温かいおもてなしに感謝の気持ちでいっぱいになりながら、午後2時過ぎに薄日差し始めた秦野をあとに帰途につきました。

    江尻 菊子

    9月10日(日)13:30~15:30
    鎌倉生涯学習センターにて、例会講師として日本考古学協会前理事の馬淵和雄氏をお招きし、「景観の中の中世―歴史都市鎌倉と文化財」について講演が行われました。

    9月28日(木)13:30~14:30
    鎌倉生涯学習センターホールにて 「鎌倉市戦没者追悼会」が行われ、鎌倉三日会より献花、田中史郎、田中厚一郎両理事が参加しました。

    7月15日(土)海上散策(於葉山マリーナ)
    この上ない快晴のもと7名乗船、8名昼食でセーリング・昼食を堪能しました。

    7月22日(土)13:30~15:30
    鎌倉生涯学習センターにて、会員参加者多数の中、元駐米大使 加藤良三氏による「トランプ政権と日米関係の今後」について講演が行われました。

     大学2年の頃、初めての帆走訓練があり、横須賀から東京湾を横断して、館山まで行ったことがある。カッターで沖合まで出て、帆柱を立て、帆走に移るのだが、あの丸太棒のようなオールをもう漕がなくてもいいので、帆走に移ったときはとても嬉しかった。 帆走というのはこんなに快適なのかという事を実感したのは、まさにこの時が最初だったのである。

     卒業後、10年ほどたったとき横須賀勤務になったので、なけなしの金をはたいて、友人と中古のヨットを買い、休日には、東京湾中を乗り回した。暗夜に船を出して、猿島周りで夜メバルを釣り、大漁に浮かれ、漁船にぶつかりそうになって怒鳴られ肝を冷やしたり、ある時は女の子を乗せて、格好良く方向転換したとたんにメーンマストの策具が切れ、海中に倒れこんだ帆柱を必死で立て直して、無事に海岸にたどり着いたり、このヨットに絡んだ武勇伝は尽きない。 2年ほど、海の家に預かってもらったのだが、もう面倒見きれないと言われ、その後、茨城県の涸沼に移したのだが、ある日、友人がセンターを下ろしたまま走り回って、ウナギの寝床を台無しにしてしまい、さんざん漁師に怒られたのち、売却してしまった。私とヨットとの付き合いは、そこで,プツンときれてしまう。

     そして、半世紀近く途絶えていたヨットとの縁は三日会の海上散策プログラムによって復活した。 青春時代に海上の訓練を受け、海と向き合っていたせいか、その後も沼津、サンフランシスコ、沖縄、そして鎌倉と海釣りにいそしみ、海洋冒険小説などを、手当たり次第に読破していた私が、こんないい機会を逃すはずはない。自分の力ではついに果たせなかった自前のクルーザーでセーリングするという夢をかなえてくれる素晴らしい7月が来るのを毎年、待ち焦がれるようになった。 そして待ち焦がれていた今年のセーリングである。

     

     天気良し、風良し,クルーザー良し、キャプテンまた良し、本当に素晴らしかった、メインマストがぶるるんと震え、スピンネーカーを揚げ、葉山の海風をたっぷりとはらんで、8ノット出たときは、艫に座っていて、この快感よ、いつまでも続け!と本当に体が震えた。 クルージング終了後、マリーナー2F、SAILORをもじったと思われる「青羅」 という中華レストランで、キャプテン、クルーを交え、和やかにランチ会が実施された。 皆、少し潮焼けした顔をビールで火照らせ、とても楽しそうだった。 幹事さん、セットアップ本当にありがとうございました。

    堀田惠彦

    2017年度鎌倉三日会総会が下記通り開催されましたのでご報告 します。

    日時:6月11日(日)13:30~14:00
    場所:御成小学校多目的ルーム
    議事録はこちらをご覧ください。  2017年度鎌倉三日会総会議事録

    総会終了後、例会として4分科会の活動報告が行われました。

     鎌倉歴史文化交流館が5月15日、一般公開されました。鎌倉三日会としても注目していた郷土資料館の開館でもあり、開館時間にかけつけてみました。開館にしては何とも寂しい状況で1日あたりの入館者は140人(予測200人)を大幅に下回ったそうです。
     交流館前の樹木に覆われていた空地が本館までのプロムナードとして整備されていました。ここは将来的には鎌倉博物館として整備していく計画のようです。でもこの道を通れば課題として残っている現地住民対策にもなるのではないかとみています。

    17.07.06

     観客が少なかっただけにゆったりと展示を見ることができました。最初の「通史展示室」です。天平5年銘の木簡を見て若い女性が「すごいね。御成小学校の地下から出たそうよ」と感激していました。 印象としては昨年1月に認定された歴史的風致維持向上計画、次いで4月認定の日本遺産のコンセプトに共通する「歴史と文化が描くモザイク画のまち」を基本にして展示構成を考えたものと思われます。次いで「中世展示室」「近世/近現代展示室」がありました。

 

    4月30日(日)13:30より、講師として鎌倉三日会第4分科会代表・山崎一眞会員に「鎌倉の地域デザインについて」を話して頂きました。文化保全と都市計画の関係性の変換のレジメが配布され、 パワーポイントのよる内容説明の後、意見交換が行われました。 鎌倉の今後の展開について興味深い講演となりました。

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